タイ・バンコク 不動産

現地はどうなっている?バンコク不動産のコロナ対策事情

現地はどうなっている?バンコク不動産のコロナ対策事情

世界中を大混乱に陥れている新型コロナウイルスはタイの首都バンコクにも大きな影響を与えています。価格高騰が続いていたバンコクの不動産事情も新型コロナウイルスの影響により一変しましたが、これを逆に好機と考えて積極投資に踏み切ろうとする投資家も見られます。
安心してバンコク不動産に投資するにはなにを置いてもコロナウイルスへの対策が重要ですがバンコクのマンションのコロナ対策はいったいどうなっているのでしょうか。

タイのコロナウイルス対策

現地はどうなっている?バンコク不動産のコロナ対策事情

タイでもコロナウイルスへの対策は最優先課題として政府が取り組みを進めています。プラユット首相は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3月26日に非常事態宣言を出しました。期間は1カ月間を予定しており外出近視を含む強い制限を伴う内容となっています。
タイではムエタイ施設がクラスター爆発を引き起こしたことから娯楽施設や商業施設を中心に大規模施設は閉鎖されており市民生活にも大きな影響がでています。

マンションのコロナウイルス対策事情

バンコクのマンションの頃な対策について政府から特段の指示や命令などは泣く、各施設のオーナーや責任者の自主努力任せの状態です。高級コンドミニアムでは消毒薬の設置や手洗いの呼びかけ、入場者に対する体温測定などの対策が行われていますが、そのような対策が行われているのはほんの一握りです。
ほとんどのマンションでは特別なコロナ対策は実行されていないのが現状です。入居者の中から陽性患者が出た物件に関しては消毒などの貿易措置が行われていますが大半の物件は通常通りです。

不動産投資への影響は

コロナウイルスはバンコクの不動産投資市場に深刻な影響を与えています。海外から注目を集めていたバンコク不動産ですがコロナウイルスの影響により深刻な価格下落を引き起こしています。高級コンドミニアムでは2カ月で価格が半減した物件もあるほどで、バンコク全体で10万部屋以上が買い手が見つからない自体となっています。
バンコク不動産の販売仲介を手がけていた日本企業も次々と撤退を表明しており不動産投資そのものが困難になりつつあります。

今後の見通し

バンコクのマンションで大規模なコロナ対策が政府主導で行われる可能性は今のところありません。現地の感染者は繁華街の利用者に集中しているのでマンション利用に過剰に警戒する必要はありませんが、心理的な不安感を払拭するには至っておらず投資家心理は冷え込んでいます。
逆に考えると信頼できる物件を見分けるチャンスでもあります。この未曾有の緊急事態において適切な対策を自主的に取れる物件オーナーは何かあったときも頼れる人物であり投資する価値が高いと見なせます。
いずれにしろバンコクのマンションが再び注目をあつめるためにはコロナウイルスの沈静化が必須条件です。渡航中止韓国が出ている現状では現地施設も困難ですが、いつかかならず来るコロナを抑えこんだ日に備えて外出せずバンコクのマンション最新情報をチェックしておくのが賢明な行動です。