・パタヤの持つ都市としての特徴
タイは、アジアでは3本の指に入るほどの多くの観光客が集まる国です。
日本人の旅行先として人気が高く、日本企業が数多く進出していることから在住日本人も目立ちます。
タイで最も有名な都市はバンコクですが、パタヤも人気都市の一つです。
バンコクの東南に位置するパタヤは、タイの人気リゾート地として世界中から観光客が訪れています。
バンコクから車で2時間~2時間半程度の近距離で、利便性にも優れた場所です。
高級リゾート地というポテンシャルに加え、バンコク近郊ということもあり、不動産投資先として高い関心を集めています。
パタヤの特徴は、外国人が主体となって経済が回っている点です。
そのため国際都市としての色彩があり、これからの発展が期待されています。
・パタヤの不動産投資先としてのポテンシャル
パタヤが不動産投資先として注目される理由は、美しい海に面したビーチリゾートである点です。
様々な観光スポットにも恵まれ、バンコクから日帰りで移動できるアクセスの良さも注目される理由です。
タイでは、規制によって外国人の土地購入は認められていませんが、コンドミニアムの区分所有は可能です。
パタヤのコンドミニアムの価格はバンコクと同程度ですが、それよりも安い物件もあります。
注目すべきは、バンコクと比較して賃貸利回りが高い点です。
パタヤの持つリゾート地としての価値がわかる一つの指標と言えます。
但し、これは平均を比べた場合であり、個別のコンドミニアムによって状況は異なります。
海を背景にしたコンドミニアムは絶景であり、世界の富裕層や個人投資家も注目する場所です。
・今後の期待と投資にあたっての注意点
不動産投資先としてパタヤの価値を上げる要因に、高速鉄道の建設があります。
バンコクとパタヤを結ぶ路線で、2023年に創業予定となっています。
実現すれば、バンコクから1時間以内にパタヤまでの移動が可能です。
バンコクから人々の移動が促進されることで、パタヤがますます活気づく可能性があります。
さらに多くの人が集まれば、不動産投資先としての価値の高まりが期待できます。
パタヤでは新しいコンドミニアムが建設される計画がありますが、注意すべき部分は過剰供給気味になっている点です。
コンドミニアムの供給が多くなれば、価値の頭打ちが起こる恐れもあります。
個別のセールスポイントを持つコンドミニアムを探すことが重要です。
また、リゾート地であるだけに短期滞在が多く、長期用にコンドミニアムを利用する人がどの程度存在するかを課題として捉えておく必要もあります。
不動産投資を考えるのであれば、実際に現地に赴き、肌でパタヤの投資先としての実力度合いを判断することが大切です。”